Take Three

はじめに

このアルバムはダンス音楽集です。
ヒップホップだったり、
サルサだったり、
ファンクだったり、
ロックだったり、
サンバだったり、
タンゴだったりです。

1.A Prayer

この曲のリズムを、僕は「ゴーゴー」と呼んでいます。
80年代にはそう呼ばれていました。
現代ではヒップホップと呼ばれるのでしょうか。
曲を「祈る者」と名づけました。

2.Take's Salsa

サルサです。
現代サルサでは、サルサならではの独特のリズムが流れています。
「クラーベ」と呼ばれる基本リズムを感じ続けながら演奏します。
演奏者達は絶えず「クラーべ」を共有(共感)します。
だから、途中で誰かがどんなに無茶な遊びに走っても、リズムが崩れ無いのです。
僕も、作曲中や演奏中に、この「リズム遊び」を楽しみました。
とても楽しかった。

3.Via Springfield

ファンク・バラードです。
ボストン発、ニューヨーク行きのバスによく乗りました。
このバスは途中でスプリングフィールドという町に停まります。
僕はスプリングフィールドで降りたことは無いのですが、町の名前が大好きです。
名前を聞く度に、春の日の美しい草原を思い浮かべます。
その景色は、僕が勝手に妄想を膨らませているだけなのです。

4.Family Ties

色々なリズムの曲です。
曲の主要部分で流れているリズム・パターンとハーモニー・パターン(コード進行)は、とても単純です。
単なる4小節の繰り返しです。
その根底の上で、様々な光景が繰り広げられるようにしました。
あたかも、車窓から見る景色のように、光景が絶えず変化して行くように演奏しました。

5.Take's Samba

サンバです。
ピアノイントロを弾きました。
イントロが長くて、なかなか曲に入らないのですが、少し辛抱して聴いていてください。
そのうち、ちゃんとサンバのリズムが聴こえてくるはず。

6.B as Blood

タンゴのつもりです。
「ち」は「血」の「ち」。
電報を打つ時に、
「あ」は「朝日」の「あ」とか、「り」は「りんご」の「り」とか言うあれです。
曲の大団円を、イタリアで活躍した、アルゼンチン人の作曲家ルイス・エンリケス・バカロフに捧げます。
彼はイタリア映画で大活躍。
イタリアン・ロックにも多大なる貢献をしました。

7.Regogo

再び「ゴーゴー」。

Photos

Take plays piano


Ryuta,
Tomohiko&Ryotaro


Yutaka.K plays Bass


Masato
at Artisans Mastering


Instruments
on the Stage


Ryuta,
Tomohiko&Michihiro


Ryuta,
Tomohiko&Ryotaro


Ryuta,
Tomohiko&Ryotaro


Instruments
on the Stage


Ryuta,
Tomohiko&Manabu